神なき天誅 前編【完成版】
この作品は一部暴力表現があります。
旧作「三千世界の夢を見る」のリメイク版。
リメイクといってもほぼ別物なので、旧作を読んでいなくても大丈夫です。
付喪神が見えない岡田以蔵が、付喪神を求めて迷走するだけの鬱漫画。
主人公・岡田以蔵は土佐藩の郷士。厳しい身分制度と家庭環境の中で育った以蔵は、生きる理由を見出せずにいた。そんな以蔵に師・武市半平太は刀を与えた。刀に宿った神が、以蔵を正しい道へ導いてくれるようにと。
それから12年後、武市を守るため以蔵はある人物を殺害する。武市はそれを刀の神が導いてくれたと捉え、事件を内密に処理する代わりに以蔵に条件を提示した。「わしの敵を殺しとうせ」
2023.05.14
この作品は一部暴力表現があります。
刀の付喪神が幕末の事件について調べ、人間の心理を知る話。
現在「袖解橋の怪奇談」が完結済、
次のお話を準備中です。
主人公・之兼春(のがね・はじめ)は伊藤博文の愛刀の付喪神である。幕末、ある事件に巻き込まれた親友が瀕死の重傷を負い、以来春はその犯人を捜し続けていた。その31年後、春は被害者との接触に成功するが彼は「犯人を捜すな」と言及する。その真意を探るべく、春は再び捜査を始めるのだった。