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船前盛介

長船姉弟の長男。
といっても備前大宮派は直系の長船派とはまた違う刀派のため、
厳密に言うと姉弟達にとっては義理の兄(弟)ということになる。

元は土佐藩主・山内家に伝わる太刀で、
板垣の明治維新での功績を讃え容堂から贈られたもの。
しかし晩年になると自由民権運動で私財を使い果たした板垣は非常に貧しい生活を送り、
風邪を引いても医者にお金を払う余裕すらなかった。
そこで谷泉(板垣が懇意にしていた医者)にこの太刀を預け、
杉山茂丸(政治家)に買い取ってもらうよう伝える。
が、当の杉山は「これを買うことは出来ない」と言い、
後日山縣に取り次いで天皇や多方面の著名人から支援金を出して貰った。
ちなみに後年杉山はこの時の板垣の老いた様を、紅葉に例えて話している。

本人は特段当時のことを気にする様子はなく、
寧ろ板垣が助かったのは自分のお陰だとすら思っているナルシスト。
基本的に自分本位で考える性格で、行動原理は「自分がかっこよく見えるかどうか」を軸にして考える。
このため敵も作りやすいが信者も増やしやすい。

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音楽が流れますので音量にご注意ください。

BGM→煉獄庭園様「金色の故郷」

付喪神名
船前盛介