船前光景
刀剣勤王維新録‐袖解橋の怪奇談‐のヒロイン。
長州藩士・児玉愛二郎の佩刀。
児玉は井上馨の従兄弟と言われているが、井上との続柄に関しては不明な点が多い。
元治元年9月、長州藩で内部分裂が起こり児玉と井上は対立する。そこで児玉が井上を暗殺するのに使用したが、未遂に終わった。
光景は児玉家の日常を奪ったのは井上をはじめとしたいわゆる「尊王攘夷派」だと思い込んでおり、暗殺未遂は正当な正義だと思っていたが、当の児玉は事件を起こしたことを長年悔やみ続けていた。
怪奇談では児玉の後悔や葛藤に興味を持った春が事件について探りに来るが、光景は彼に敵意を抱き調査を阻止しようとする。
なお史実では維新後、児玉が井上に謝罪した際に彼女の本体を引き渡している。
現在は静岡市埋蔵文化財センターに所蔵されており、2015年10月には四十郎と共に展示されていた。
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