拍手・マシュマロ返信

＞おもちさん
わ～～～！いつも丁寧に読み込んでくださりありがとうございます！
あの時代の土佐藩ではよくある出来事とはいえ、周りがあれを普通だと受け入れていることすらうちの幼少以蔵には信じられなかったんだろうな…と思いながら描いておりました。お父さんもまた、立場上以蔵を死罪から守るためには平謝りするしかなかった側面もありますが、当時まだ子供の以蔵がそれを理解するのは難しいですし…以蔵からすれば一番の味方であってほしかった親に裏切られたように感じただろうと思います。
そしてお察しの通り、その傷は付喪神への信仰や天誅で埋め合わせられるものではないので、いくら自分を納得させようとしても常に虚しさが付きまとうわけですが…以蔵の気持ちを汲み取って共感していただけて、作者も一緒に号泣しております( ；꒳​； )
攘夷が以蔵の本心ではないことを本間さんから指摘されても、それでも以蔵が天誅をやめられなかったのは、たとえ本心ではなくても武市先生に褒めて貰えた、必要として貰えたことが嬉しかったんだろうなと……(溺れる者は藁をも掴むの精神)それぐらい愛情に飢えていたので、自分の本心を気にかけてくれた本間さんを犠牲にしてでも武市先生に尽くしたけれど、武市先生は以蔵のことを「正しい武士」とは言ってくれなかった。これだけ信仰している付喪神ですら何も応えてくれなかった。その結果があのオチです。
後編でそれがそもそもズレていることを以蔵に自覚してもらうためにはまた別の苦痛が伴いますが、ヒントを与えてくれる人物は現れる予定です…！それを乗り越えた先に前蔵がいるイメージです。私もまだどうやって出力しようか言語化(映像化？)がうまくいってないのですが、以蔵と一緒に後編で向き合っていきます！とても嬉しいマロをありがとうございました！！桜花伝も今後は秋組ちゃん関係で大きな動きがあるとのこと、先にネタバレを聞いて以来あれこれ妄想が止まりません…！お互い推しの追い込み漁頑張りましょう！！(語弊)