C101スペースと進捗&拍手返信
その新刊ですが、ここ2~3日でやっとネームの流れが見えてきたので今は元気に筆がノってます。1話は主に以蔵と武市先生がメインになるのですが、この2人だけではどうにも話が動かなくて、物は試しに暗殺対象の本間精一郎さんと以蔵に接点を持たせてみたら急に話が転がり始めました。
土佐勤サイドからは「軽薄者」「大ほら吹き」に見えている彼ですが、どうやら本間さんは土佐勤の天誅を止めたかったみたいなのです。それが結果的に土佐勤の不信感をあおってしまったらしく…
(こちらから本間さんの最後の手紙が読めます→https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920210/106)
(有志の方が現代語訳も書いてくださいました→https://ameblo.jp/matasichi/entry-11943733394.html?frm=theme)
↑のお手紙読むと「天皇が異人嫌いだって言ってるから斬っていいんだ!」ではなく現状を天皇が憂いているのも理解していたのがわかる。あとは異人斬ったからってそれが攘夷に繋がるわけではないこともわかっていたんだろうな。
で、一方で以蔵はというと彼自身がどういう思想の持ち主だったのかが全く見えてこない。ただでさえ以蔵にまつわる史料はかなり少ない上、周囲の人間の回想や目撃談みたいなものが多いので。だからなのか、世に出回ってる創作では思想を持たない暗殺者として描かれるか、剣一筋で学のない人物として描かれるかのどちらかが多いのです。
ただ、南海義列伝によると以蔵は成美館で儒学を学んでいて、なんなら17歳という若さで砲術を学んでるんですよね。そんな人が何の思想を持たないとも思えないし、どう見ても学のない人間の経歴ではないので…本間さんのマジレスを聞いて以蔵はどう思ったのか、とても想像が広がっちゃうね???
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