沈黙

という映画に出てくる、窪塚洋介さん演じるキチジローという登場人物がいるのですが。
キリシタン弾圧下の長崎で暮らす隠れキリシタンの話なんですが、何度も踏み絵を踏んだり、宣教師の主人公をお役人に売ってしまうような人で。でも何度キリシタンをやめようとしても結局神様にすがりついてしまう。
原作者の遠藤周作先生もそれを悪人としては書いてなくて、ただただ弱い人として書いてるんですよね。(原作は小説です)

それがすごい脳内の以蔵のイメージにぴったりで、以蔵のキャラデザを練り直すにあたって結構参考にさせて頂きました。
しかし窪塚洋介感は消し飛んだ。

話全体のテーマも沈黙(というか遠藤周作作品)の影響を受けてるところはある。

※トレーラーの時点で結構グロいです。