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南朝太郎

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「神なき天誅」番外編で登場する、武市半平太が宿毛で購入した刀。
若さゆえの生真面目さと情熱を持ち、姿が見えなくても武市の理想を実現させることへの使命感に燃えている。
勉強はできるタイプだが、その分模範解答しか出来ない、他人の気持ちが分からない等、精神的にやや未熟な傾向もある。
そうした傾向に加えて幼い頃から尊王攘夷という思想に当たり前のように触れて育ったため、何の疑いもなく尊王攘夷が絶対だと信じており、そのために人を斬ることに対して微塵も疑問を抱いていなかった。
その結果土佐勤王党が弾圧されるという初めての挫折に直面するが、この段階になってようやく「武市以外の正しさが存在する」と学んだのかもしれない。
その上で、武市の理想が揺らいだ時も「貴方が遺したものは過ちだけではない」と伝え、彼の志を受け継ぐ付喪神となった。

史実

土佐藩士・武市半平太の佩刀。読みは「ちょうそん」とも読む。
万延元年7月に武市が九州へ剣術修行の旅に出た際、帰り際に宿毛(すくも・高知の最西端)に立ち寄り、そこに工房を構える刀工の朝尊と出会った際に購入したものであるらしい。宿毛以外にも現在の高知県佐川町の方にも工房があり、こちらは現在も工房跡が残っている。
朝尊は熱心な復古刀論者であり、「刀剣五行論」「新刀銘集録」「宝剣奇談」など刀剣に関する著書を多数残している。刀剣五行論とは、刀の作り方を中国の陰陽道に則り木・火・土・金・水の5つの要素になぞらえて説明したもの。非常に優れた理論家で、多数の門人を排出しており、教育者としての実力は水心子正秀と肩を並べる程であった。が、肝心の作刀に関しては公平に言えばそこまで価値が高くないと言われている。
朝尊の生きた時代は文化2年~慶応2年と比較的最近。万延元年頃にできた刀であろうことを考えると、恐らく朝太郎も本作の付喪神の中で最年少。

参考文献
『維新土佐勤王史』
『武市瑞山関係文書 第二』

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付喪神名
南朝太郎
南海太郎朝尊(なんかいたろうともたか)
所属
土佐藩
刀長
不明
刀派
朝尊
持ち主
武市半平太