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エレヴィア・B・ウィステリア

つく博において

愛称は「エレヴィ」。
当館初の海外刀。

後藤の元に来る前はイギリス皇室御用達のサーベルだったらしく、
何不自由なくのびのびと育ったわがまま気まぐれなお嬢様。
日本に来てからもその性格は変わらず、欧米列強憎しと疎まれる時代にあっても
日本の付喪神や侍達を恐れることはなく、それどころか超フレンドリーに接していた。
そのため周囲からは得体の知れない存在として見られていたが、
本人は底抜けにポジティブなためそんな個性的な自分に価値を感じていたようだ。
盛介は「自分がかっこよくあること」に重きを置いているのに対し、
彼女の場合は「自分が変わっていること」に重きを置いている。
この辺りの感覚が似ているため盛介とは仲が良く、彼のことをよく気に入っている。

史実

後に「パークス襲撃事件」と呼ばれるイギリス公使のハリー・パークスが天皇への謁見の道中に刺客に襲われた事件で、
後藤象二郎が薩摩藩士・中井弘と共にパークスを護衛したことを評価され、ヴィクトリア女王から贈られた西洋式のサーベル。
中井の元にも彼女の姉が贈られており、こちらは京都国立博物館に現存している。
姉の本体には刀身に「NAKAI KOZO」と彫られており、もしかしたらエレヴィアの本体にも後藤の名前が彫られていたのかもしれない。
本体は現存していないが、後藤象二郎記念館にレプリカが所蔵されている。

付喪神名
エレヴィア・B・ウィステリア
所属
イギリス皇室→土佐藩
持ち主
後藤象二郎
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